試験について

実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)
特定非営利活動法人日本東南アジア言語普及交流協会(J-TAG)が実施するベトナム語の技能検定試験です。

各級のレベル

1級
職場や社会生活等の幅広い場面で、必要とする高度なベトナム語を理解し使用できるレベル。

評価基準と

査定内容

幅広い話題に関する新聞の論説、評論等、論理的にやや複雑な文章や抽象度の高い文章等を読み、文章の構成や内容を理解できる。さまざまな話題の読み物を読み、話の流れや詳細な表現意図を理解できる。

幅広い場面で自然に近いスピードのまとまりのある会話や、ニュース、講義を聞いて、話の流れや内容、登場人物の関係や内容の論理構成等を詳細に理解し、要旨を把握することができる。
学習時間 約600時間程度のレベル。約10,000語を覚える。

2級
日常的な場面で使われるベトナム語の理解に加え、より幅広い場面で職場や社会生活等に必要なやや高度なベトナム語を理解し使用できるレベル。

評価基準と

査定内容

長い複雑な事実に基づくテキスト等を、文体の違いを認識して理解できる。幅広い話題に関する新聞や、雑誌の記事、解説、平易な評論等が、明快な文章を読み文章の内容を理解できる。一般的な話題に関する読み物を読み、話の流れや表現意図を理解できる。

日常的な場面に加えて幅広い場面で、自然に近いスピードのまとまりのある会話やニュースを聞いて、話の流れや内容、登場人物の関係を理解し、要旨を把握することができる。
学習時間 約450時間程度のレベル。約7,500語を覚える。

3級
職場や社会生活に必要なベトナム語を理解し、使用できるレベル。

価基準と

査定内容

筆者の姿勢や、視点が出ている現代の問題についての記事や報告が読める。平易な新聞記事、文献、業務文書を読み、理解できる。日常的な場面で目にする範囲の難易度が、やや高い文章を言い換え表現が与えられれば、要旨を理解できる。

長い会話や講義を理解できる。また、話題がある程度身近な範囲であれば、議論の流れが複雑であっても理解できる。日常的な場面で、やや自然に近いスピードのまとまりのある会話を聞いて、話の具体的な内容を登場人物の関係等と合わせてほぼ理解できる。
学習時間 約300時間程度のレベル。約5,500語を覚える。

4級
日常生活に必要なベトナム語を理解し、使用できるレベル。

評価基準と

査定内容

非常によく使われる日常言語や、自分の仕事関連の言葉で書かれたテキストなら理解できる。起こったこと、感情、希望が表現されている私信を理解できる。

仕事、学校、娯楽で普段出会うような身近な話題に関して、明瞭で標準的な話し方の会話なら要点を理解できる。話し方が比較的ゆっくり、はっきりとしていれば、時事問題や、個人的もしくは仕事上の話題についても理解できる。
学習時間 約180時間程度のレベル。約3,500語を覚える。

5級
簡単な物語や身近なことに関する文が理解できるレベル。

評価基準と

査定内容

ごく短い簡単なテキストなら理解できる。広告や内容紹介の案内書、メニュー、チケット、予定表のようなものの中から、日常の単純な具体的に予測がつく情報を取り出せる。興味・関心のある課題に関する簡単な文章が理解できる。日常生活の身近な話題について文章が理解できる。短くて簡単な物語が理解できる。

ごく基本的な個人や家族の情報、買い物、近所、仕事等の直接自分に関連した領域で、最も頻繁に使われる語彙(ごい)や表現を理解でき。ゆっくり話されれば、興味・関心のある課題に関する簡単な文章が理解できる。ゆっくり話されれば、日常生活の身近な話題に関する簡単な話、または簡単な道案内などを聞いて理解できる。
学習時間 約120時間程度のレベル。約2,000語を覚える。

6級
簡単な文章のベトナム語を理解し、使用できるレベル。

評価基準と

査定内容

短い文章が理解でき、イラストや写真のついた簡単な物語が理解できる。日常生活の身近なことを表す文が理解できる。簡単なベトナム語のメニューの値段などが理解できる。

ゆっくりと話してもらえれば、身近な日常生活の中でよく出会う場面で、聞き慣れた語やごく基本的な表現を聞き取れる。簡単な自己紹介を聞いて、理解でき、簡単な文や依頼を聞いて理解できる。人や物の位置を聞いて、理解できる。
学習時間 約60時間程度のレベル。約1,000語を覚える。

準6級
アルファベットや声調の符号がわかり、初歩的な語句や文が理解できるレベル。

評価基準と

査定内容

アルファベットや声調の符号が読め、日常生活の身近な単語が理解できる。日常生活のことを表す簡単な文を理解できる。

アルファベットや声調の符号を聞いて理解でき、日常生活の身近な単語を聞いて、理解できる。日付や曜日を聞き取れる。日常生活の身近な数字を聞き取れる。日常生活的な挨拶が理解できる。
学習時間 約40時間程度のレベル。約500語を覚える。


級別試験内容

試験時間

この検定試験の解答時間は、次のとおりとする。
1級 リスニング35分 筆記80分
合計115分間 (1時間55分間)

2級 リスニング35分 筆記75分
合計110分間 (1時間50分間)

3級 リスニング30分 筆記65分
合計95分間 (1時間35分間)

4級 リスニング30分 筆記55分
合計85分間 (1時間25分間)

5級 リスニング25分 筆記50分
合計75分間 (1時間15分間)

6級 リスニング25分 筆記40分
合計65分間 (1時間05分間)

準6級 リスニング20分 筆記30分
合計50分間

合否判定

各級の合格は、次の3つの条件を満たした場合とする。

①  総合点が合格点以上であること。

②  各得点区分(語彙(ごい)・文法、リーディング、リスニング)が区分ごとに基準点(合格に必要な点数)以上であること。

③  各得点区分の点数が基準点を一つでも下回っていないこと。

総合点

各得点区分で取得した点を加算した点数を総合点と呼ぶ。
(総合点の合格)

各級の総合点の合格点は、次のとおりとする。

① 1級及び2級は、満点(200点)の75%以上の点数を取得すること。

② 3級及び4級は、満点(200点)の70%以上の点数を取得すること。

③ 5級及び6級は、満点(200点)の65%以上の点数を取得すること。

④ 準6級は、満点(120点)の65%以上の点数を取得すること。

各得点区分点

各得点区分点とは、次の3つの分野の各分野で取得した点数を呼ぶ。

① 語彙(ごい)・文法

② リーディング

③ リスニング

なお、5級以下については次の2つの分野となる。

① 筆記(語彙(ごい)・文法、リーディング)

② リスニング

 

各級の各得点区分の基準点

各級の得点区分の各基準点は、次のとおりとする。

レベル 得点区分別得点
筆記 リスニング
語彙(ごい)・文法 リーディング
得点の範囲 基準点 得点の範囲 基準点 得点の範囲 基準点
1級 0~70点 24点 0~60点 20点 0~70点 24点
2級 0~70点 24点 0~60点 20点 0~70点 24点
3級 0~70点 24点 0~60点 20点 0~70点 24点
4級 0~80点 27点 0~50点 17点 0~70点 24点

 

レベル 得点区分別得点
筆記

語彙(ごい)・文法、リーディング

リスニング
得点の範囲 基準点 得点の範囲 基準点
5級 0~130点 44点 0~70点 24点
6級 0~130点 44点 0~70点 24点
準6級 0~75点 26点 0~45点 16点

検定料金

1級   9,000円
2級   8,000円
3級   6,500円
4級   5,500円
5級   4,500円
6級   3,500円
準6級    3,000円

※団体割引制度
1.各級合わせて10名(併願を含む)以上の受験希望者が、当協会が定める所定の方法で一括申し込みをし、団体責任者がいる場合には、団体申し込みとして取り扱う。

2.団体申し込みにおける事務手続きは、団体申込責任者に一任する。

上記1.2条件を満たす団体申し込み受験者に対しては、検定料の各10%を一律割引くものとする。