実用ベトナム語技能検定試験

特定非営利活動法人 日本東南アジア言語普及交流協会

特定非営利活動法人 日本東南アジア言語普及交流協会

実用ベトナム語検定試験とは

実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)

日本とベトナムの交流が活発になり、経済のみならず様々な分野においても交流が深まっています。
それに伴い、日本のベトナム語学習者が年々増加し、高校を始め、専門学校や大学等の高等教育機関だけではなく、社会人が職務上の必要から語学教室で学習することも多くなっています。

日本東南アジア言語普及交流協会は、ベトナム語の普及と学習水準の向上を目指し、加えて標準的なベトナム語の運用能力を公平かつ公正に評価・認定するべく、日本で最初に「実用ベトナム語技能検定試験」を実施しました。ベトナム語を母語としない人を対象に1級から準6級の全7段階で評価しています。

この検定試験を通じて、ベトナム語学習者の学習意欲と語学力向上に寄与し、同時に日越の交流促進に貢献したいと考えています。

日本東南アジア言語普及交流協会(J-TAG)設立趣意

世界的な構造の変化に伴い、日本企業の海外進出や国民の海外渡航、駐在が増加し、国際社会の様々な分野や地域で多くの日本人が活躍しています。特に、日本企業や国民の東南アジア諸国への関心は日増しに高まっています。

日本とベトナムは1973年9月21日に外交関係を樹立し、2023年には50周年を迎えました。この半世紀以上にわたり、政治、経済、文化、スポーツなど多岐にわたる分野で友好協力関係を深めてきました。

2022年10月時点でのベトナム在留日本人数は21,819人(外務省 海外在留邦人数調査統計)で国別13位、ベトナム進出日系企業数は2020年の2,120社から2,373社(外務省 海外進出日系企業拠点数調査)に増加し、日系企業が海外に拠点を置く国として5位に位置しており、ますます日越関係が緊密化しています。

日越間の交流を今後さらに促進・深化するためには、ベトナム語を身に付けた多くの人材が求められています。ベトナム語を母語としないベトナム語学習者に適した検定試験の必要性を強く感じ、「実用ベトナム語技能検定試験」を設けるとともに、検定試験の制度、試験内容、実施方法等の公平性を高めるため、特定非営利活動法人「日本東南アジア言語普及交流協会」を設立しました。今後も営利目的でなく社会的信用を得ながら、当検定試験の充実を図って参ります。